電気部
センサーの本体は秋月で売っている圧力センサーであるFSR400です。これは電気的には可変抵抗として見えて無負荷で抵抗が無限大、圧力がかかるごとに抵抗が下がっていくとデータシートに書いています。以下にデータシートから切り抜いたグラフを示しますが、抵抗は大体圧力と反比例するみたいです(グラフの軸は両対数)。良く見るとただの非反転増幅器です。ただゲインを決める抵抗のうち分母に来る側の抵抗にFSR400が、また増幅される電圧が一定になっているだけです。0.56*1+(4.7k/(FSR400の抵抗))[V]が出力されるはずです。
機械部
設計図の一部を下に示します。13番がFSR400です(丸の上側の数字が部品の番号です)。足先(17番)に加重がかかると15番の分がFSR400に接触して圧力を加えます。図では見えませんが15番と17番の間にはばねが入ってサスペンションの役割を果たします。評価
足先にかかった荷重とセンサーの出力値の関係を以下のグラフに示します。今回作るのは6脚歩行ロボットなので上記の足部分は6つあります。今回はそのうちの3つを計測しました。
系統1と2でずれがありましたが、系統3では15番の部品の表面が粗くスムーズに動いていない分が差になっているような気がします。おおむね精度良く値を取得できる気がします。
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