2017年6月25日日曜日

USBハブ回路図


ロボットにUSBカメラやUSBシリアル変換アダプタがいくつか入っていて、USBハブもロボットの中に入れようと思うのですが、これが意外とスペースを使うので、今回USBハブを基板に起こしました。
使うICはuPD720114でおそらくUSB2.0にならすべて対応でアイテンドウに売っています。ただこれが30MHzの水晶が必要で、スルーホール部品なら秋葉原で売っているのですが、表面実装品は売ってないのでChipOneStopで買いました。
上流側はUSBマイクロBコネクタですが、下流側はPH4ピンにしてます(本当は4chあるけど2chしか実装していない)。


回路図は以下
データシートにもいくつか回路は載っているのですが、全体が載っているのは無いので載せます。セルフパワーオンリーで12V入力を想定しています。
抵抗はR3を除いてそこそこ正確な値が良いです(近い値の別のもので代替は良くない)。
R4+R5が2.43kΩ±5%になるようにしてください。

Partlist
IC1, UPD720114
IC2, レギュレーター3.3V
IC3, レギュレーター3.3V

C1,C9,C10,C11 0.1uF
C2,C3,C4,C12 1uF
C5,C6 10pF
C7 22u
C8 4.7u
F1,F2,F3,F4 ポリスイッチ300mA
L1,L2 フェライトビーズ(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-04053/を使用)
Q1 30MHz
R1 51kΩ
R2 75kΩ
R3 12kΩ
R4 R5 合計で2.43kΩ
(私の実装ではR4:2.2kΩ、R5:220Ω)

2017年6月11日日曜日

ポリスイッチの勧め

ヒューズの代替として便利なものにポリスイッチがあります。これはリセッタブルヒューズとも呼ばれていて、ヒューズは1回切れると交換するしかありませんが、ポリスイッチは電源を入れなおすとまた導通します。ただヒューズは低下電流以上がかかると瞬間的に切れるのに対して、ポリスイッチではある程度時間がかかります。モーターの過電流防止や、USB機器の過電流防止に良いかもしれません。
秋月でも売っていますが、例えばRGEF300は定価3A(6Aで切断)などと雑なデータしか書いていなかったのでデータシートを調べました。

目安として
定価x1.4 1000sで切れる
定価x1.6 20sで切れる
定価x2.0 7sで切れる
定価x3.0 1sで切れる
という感じのようです。

2017年6月1日木曜日

MFT2018に出展します。

Maker Faire Tokyo 2018 への出展が決まりました。今まで作っていた6脚歩行ロボットや電子工作の作品を展示します。実はこの1つ前のエントリの内容が重いのはMFTの審査用の資料だったりもします。
今あるものに加えMFTまでにいろいろと物を製作する予定なので是非8月5、6日は東京ビックサイトまでお越しください。